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2026/01/29
聡生館
【中2シリーズ①】 なぜ中2で成績が落ちやすいのか― 中3で伸びない子の共通点と、内申点を上げる勉強設計 ―

中学2年生。
学年としては「中だるみ」と呼ばれることが多く、保護者の方からも

  • 中1のときより成績が下がってきた

  • 勉強時間はそれなりにあるのに結果が出ない

  • 注意しても本人に危機感がない

といった声をよく耳にします。

しかし、聡生館ではこの現象を
「やる気の問題」や「反抗期」だけで片づけてはいけないと考えています。

中2で成績が落ちやすいのには、はっきりとした理由があります。
そしてその理由は、脳の発達段階と学習設計のズレに深く関係しています。


なぜ中2で成績が落ちやすいのか

― 脳の成長と学習内容の“ズレ”が起きる時期

中学2年生は、脳科学的に見ると非常に特徴的な時期です。

  • 思考力は確実に伸びている

  • 抽象的な理解が可能になり始める

  • しかし自己管理能力(計画・継続・修正)はまだ未成熟

つまり、
「考える力は伸びているのに、学び方は中1のまま」
というズレが生じやすいのです。

さらに学習内容も、

  • 数学:文字式・一次関数・図形の証明

  • 英語:文法構造の複雑化

  • 理科・社会:暗記から理解へ

と、質的に一段階上がります

このとき、多くの生徒はこうなります。

「前みたいにやっているのに、分からなくなった」

これは努力不足ではありません。
学習の設計が今の脳の段階に合っていないだけなのです。


中3で伸びない子の共通点

― 実は“中2の過ごし方”でほぼ決まっている

聡生館で長年指導してきた中で、
「中3になっても成績が伸び悩む生徒」には、はっきりした共通点があります。

それは、

  • 中2の間に

    • 勉強のやり方を見直していない

    • 間違いの分析をしていない

    • 内申点を意識した学習になっていない

という点です。

中3になると、多くの生徒が「受験」を意識し始めます。
しかし、学力は短期間で急激に伸びるものではありません

特に内申点は、

  • 定期テスト

  • 提出物

  • 授業態度

といった積み重ねの評価です。

中2で
「とりあえず平均点」
「提出物は最低限」
という状態が続くと、

中3でどれだけ焦っても、評価は簡単には変わりません

だからこそ、
**中2は“受験準備の最重要学年”**なのです。


内申点を上げるために必要なのは「勉強量」ではない

― 評価される学習設計とは

内申点を上げると聞くと、

  • 勉強時間を増やす

  • 問題集を何冊もやる

といったイメージを持たれがちです。

しかし、聡生館では逆の視点を取ります。

内申点を上げるために必要なのは、
**「評価される学習設計」**です。

具体的には、

  1. 定期テスト範囲を逆算した学習計画

  2. 間違えた問題を「原因別」に整理

  3. 提出物を“作業”ではなく“理解の確認”として使う

この3点が揃って、初めて点数と評価が安定します。

特に重要なのが②です。

多くの生徒は、
「間違えた=解説を見る」で終わってしまいます。

しかしそれでは、同じミスを繰り返す脳の回路が強化されてしまいます。


聡生館メソッドが中2に強い理由

― 思考のズレを早期に整える

聡生館メソッドの核は、
「なぜできないのか」を言語化し、思考を設計し直すことにあります。

中2生には特に、

  • どこで理解が止まっているのか

  • なぜその選択をしたのか

  • どの段階で思考が飛んだのか

を一緒に確認します。

これは単なる解き直しではありません。
思考の流れそのものを整える作業です。

脳科学的に見ても、

  • 自分の思考を振り返る

  • 言葉にして整理する

このプロセスは、
前頭前野(思考・判断・計画を司る部分)を強く刺激します。

つまり、
中2でこの学習を始めること自体が、受験に強い脳を育てるのです。


中2の今だからこそ、整えられることがある

中3になってからでは遅い、という意味ではありません。
しかし、

  • 中2で思考のクセを修正できるか

  • 学び方を再設計できるか

ここでの差は、中3の一年間に大きく影響します。

成績が落ち始めたと感じたとき、
それは「失敗のサイン」ではなく、
**「学び方を変えるタイミングのサイン」**です。

聡生館では、
中2生一人ひとりの状態を丁寧に見ながら、

  • 今、何を優先すべきか

  • 内申点につながる学習とは何か

  • 中3にどうつなげるか

を具体的に設計していきます。


中2の一年は、ただの通過点ではありません。

**中3で伸びるかどうかを決める「分岐点」**です。

もし今、
「このままで大丈夫だろうか」
と少しでも感じていらっしゃるなら、
それは正しい感覚です。

学び方を整えることから、始めてみませんか。

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