
「今年こそは、何かを変えたい」
「このままではいけない気がしている」
年の初め、多くの方がそんな思いを胸に抱きます。
けれど実際には、時間だけが過ぎていき、気づけばまた同じ場所に立っている——
それは決して珍しいことではありません。
スプラウツに相談に来られるご家庭やお子さんの多くも、
「やる気がないわけではない」
「動きたい気持ちはある」
その一方で、最初の一歩が踏み出せない という状態にあります。
行動できないのは「意志が弱い」からではありません
まず、はっきりお伝えしたいことがあります。
行動できないことは、怠けでも甘えでもありません。
多くの場合、そこには次のような背景があります。
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失敗した経験が積み重なっている
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「またできなかったらどうしよう」という不安
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何から始めればいいか分からない混乱
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頑張ろうとするほど心が重くなる感覚
こうした状態で「さあ、動こう」と言われても、
心と体がブレーキをかけてしまうのは自然なことです。
だからこそ必要なのは、
気合ではなく、動ける形に整えること です。
「やる気が出たら動く」ではなく、「動ける形を先につくる」
多くの人はこう考えがちです。
やる気が出たら、行動しよう
自信がついたら、始めよう
しかし現実には、
行動 → 実感 → 自信 → 次の行動
この順番でしか、流れは生まれません。
つまり大切なのは、
「やる気を出すこと」ではなく
やる気がなくても動ける一歩を用意すること です。
行動につながる「3つのステップ」
① 目標は「大きく」ではなく「具体的に」
「学校に行く」
「勉強を頑張る」
こうした目標は正しいようで、実は動きにくい目標です。
代わりに、こう置き換えます。
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週に1回、決まった時間に外に出てみる
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10分だけ机に向かう
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スプラウツに来て、何もしなくても座ってみる
行動がイメージできる目標 にすることが、最初の鍵です。
② 「できる日」ではなく「やらない理由が少ない形」にする
計画が続かない理由の多くは、
「理想的な日」を前提にしていることです。
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元気な日
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気分がいい日
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時間に余裕がある日
現実には、そうでない日の方が多いものです。
だからスプラウツでは、
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毎日でなくていい
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完璧でなくていい
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できない日があってもいい
という前提で、続く形 を一緒に考えます。
③ 振り返りは「反省」ではなく「確認」
行動を始めたあとに大切なのは、
「できなかった理由」を責めることではありません。
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どこまでならできたか
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何が負担だったか
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次は少し変えるとしたらどこか
こうした視点で振り返ることで、
行動は少しずつ現実に合った形へ調整されていきます。
スプラウツが大切にしていること
スプラウツは、
「頑張らせる場所」ではありません。
一人ひとりの状態に合わせて、
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立ち止まる時間も含めて認めること
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無理のない一歩を一緒に探すこと
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行動が途切れても、また戻ってこられる場所であること
を大切にしています。
行動は、安心があってこそ続きます。
だから私たちは、結果よりも「過程」を一緒に見ます。
今年を「動き出した年」にするために
大きな変化は、小さな行動の積み重ねから生まれます。
そしてその最初の一歩は、とても小さくて構いません。
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相談してみる
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話を聞いてみる
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その場に来てみる
それだけでも、立派な行動です。
今年こそ、止まっていた時間を少しだけ動かしてみませんか。
スプラウツは、その一歩に寄り添い続けます。
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