
今回ご紹介する写真のロボットは、
ヒューマンアカデミー ロボット教室 に通う
小学3年生のW君が、自分で考え、工夫し、試行錯誤しながら完成させたオリジナル作品です。
一見すると「楽しそうなロボット」「よくできた工作」に見えるかもしれません。
しかし、私たち指導者の目から見ると、このロボットの中には
これからの学習に直結する力が、いくつも詰まっています。
「正解のない問い」に向き合う経験
W君が取り組んだこのロボット制作には、
「こう作れば正解」という答えはありません。
・どういう形にするか
・どこにギアを配置するか
・どうすれば安定して動くか
・思った通りに動かない時、どこを直すか
これらはすべて、自分で考え、判断し、決断する作業です。
学校の勉強では、どうしても
「答えが用意されている問題」を解く時間が多くなります。
しかし実際の学習力を伸ばす上で重要なのは、
「何が問題なのかを自分で見つける力」
です。
ロボット制作は、まさにこの力を自然に鍛えてくれます。
試行錯誤する力=学習の粘り強さ
W君のロボットも、最初からうまく動いたわけではありません。
・動かしてみたらギアが噛み合わない
・思ったより前に進まない
・バランスが崩れて倒れてしまう
そのたびにW君は、
ロボットをじっと眺め、手を止め、考え、また組み直していました。
この姿は、学習でいうところの
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計算ミスを直す力
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間違えた原因を探す力
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すぐに諦めずにやり直す力
と完全に重なります。
「できなかった」ことを
「もう一度考えてみよう」に変えられるかどうか。
その分かれ目を、ロボット教室は日常的に体験させてくれます。
手を動かすから、頭が働く
ロボット制作では、
説明を聞くだけでは前に進めません。
実際に
・手を動かし
・部品を触り
・組み立て
・動かして確認する
このプロセスを繰り返します。
この「手と頭を同時に使う学び」は、
算数・理科・図形・文章題など、あらゆる教科の理解を支える土台になります。
特に小学校低学年〜中学年の時期は、
「考えること=体験と結びついている」
ことが非常に重要です。
W君がロボットを作りながら見せてくれた集中力は、
机の上の学習にも、必ずつながっていきます。
自分で決めたから、最後までやり抜ける
印象的だったのは、
このロボットが「先生の指示通り」ではなく、
W君自身の発想が色濃く反映されていたことです。
・この部分はこうしたい
・もっと強そうにしたい
・ここは動くようにしたい
自分で決めたからこそ、
途中でうまくいかなくても投げ出さず、最後まで完成させることができました。
これは、学習においても極めて大切な要素です。
「やらされる勉強」ではなく
「自分で納得して進める学び」へ。
ロボット教室は、その感覚を自然に育ててくれます。
ロボット教室で育つ力は、学力の“根っこ”
ロボット教室で身につく力は、
すぐにテストの点数として表れるものばかりではありません。
しかし、
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考える力
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試す力
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直す力
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続ける力
-
工夫する力
これらはすべて、
中学・高校、そしてその先の学びを支える「根っこ」になります。
W君が小学3年生で経験しているこの積み重ねは、
確実に将来の学習を助けてくれるでしょう。
「学びの楽しさ」を知っている子は、伸び続ける
ロボットが完成したときのW君の表情は、
「できた!」という達成感に満ちていました。
この感覚を知っている子どもは、
勉強においても前向きです。
・考えることが楽しい
・分かると嬉しい
・工夫するのが面白い
そんな感覚を、小学生のうちから育てられること。
それこそが、ロボット教室の最大の価値だと私たちは考えています。
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