
夏期講習も中盤に入り、聡生館では小学生から中学生、高校生まで、それぞれが自分の課題に向き合いながら学習を続けています。
夏期講習というと、「長い時間勉強する」「たくさんの問題を解く」「苦手な単元を一気に復習する」といったイメージを持たれるかもしれません。
もちろん、学習量を確保することは大切です。
しかし、私たち聡生館が夏期講習でそれ以上に大切にしていることがあります。
それは、
「今日の学習で何が大切だったのか」
を、一日、一日きちんと整理することです。
ただ問題集を何ページ進めたかではありません。
今日、何が分かったのか。
どこで間違えたのか。
なぜ間違えたのか。
そして、明日は何を意識して勉強すればよいのか。
この小さな振り返りを毎日積み重ねていくことが、長い夏休みの学習を大きな成長へと変えていきます。
「たくさん勉強した」だけで終わらせない
夏休みは、普段よりもまとまった学習時間を確保できます。
だからこそ注意したいことがあります。
勉強時間が長くなるほど、
「今日は5時間勉強した」
「問題集を20ページ進めた」
という「量」だけで勉強した気持ちになってしまうことです。
しかし、本当に大切なのは学習時間そのものではありません。
たとえば数学で10ページ進んだとしても、間違えた問題をそのままにしていれば、同じ問題に出会ったとき、また間違える可能性があります。
英語でも、単語を100個見たとしても、翌日にほとんど思い出せなければ、それはまだ「覚えた」とはいえません。
反対に、たとえ進んだページ数が少なくても、
「今日は分数の計算で、通分するときの間違いに気づいた」
「英文を読むとき、まず主語と動詞を探すことが分かった」
「二次関数では、グラフと式を結びつけて考えることが重要だと分かった」
こうした一つひとつの気づきが残れば、その日の学習には大きな意味があります。
だから聡生館では、「どれだけやったか」と同時に、「今日、何を学んだか」を大切にしています。
小学生には「できた」を見つける
小学生の学習では、一日のポイントをあまり難しく考える必要はありません。
むしろ大切なのは、
「今日はこれができるようになった」
という小さな成功を本人が実感することです。
たとえば、
「割り算のやり方が少し分かった」
「漢字を10個覚えられた」
「文章題を最後まで自分で読めた」
それで十分です。
小学生の時期には、「勉強は自分にもできる」という感覚を育てることが、その後の学習を支える大きな土台になります。
できなかったことだけを指摘するのではなく、昨日より今日、何ができるようになったのかを見つけてあげる。
これも個別指導だからこそ丁寧にできることだと考えています。
中学生には「なぜ間違えたのか」を考えさせる
中学生になると、一日の振り返りをもう一段深くしていきます。
特に重要になるのが、
「なぜ間違えたのか」
を考えることです。
同じ数学の間違いでも、原因はさまざまです。
公式を覚えていなかったのか。
計算途中の符号を間違えたのか。
問題文の条件を読み落としたのか。
そもそも解法が分からなかったのか。
原因が違えば、次にするべき勉強も違います。
英語でも同じです。
単語が分からないのか。
文法が分からないのか。
一つひとつの単語は分かるけれど、文全体の構造がつかめないのか。
「英語が苦手」という一言では、本当の課題は見えてきません。
特に高校受験を控える中学3年生にとって、この視点は重要です。
夏休みには中学1・2年生の内容まで戻って復習することがあります。そこで一つひとつの「分からない原因」を見つけ、修正していくことが、秋以降の受験勉強につながっていきます。
高校生には「自分で学習を修正する力」を
高校生になると、さらに一歩進みます。
先生から指示されたことだけをこなすのではなく、
「自分の学習を自分で振り返り、修正する」
力を身につけることが重要になります。
大学受験では学習範囲が非常に広くなります。
すべてを先生が管理してくれるわけではありません。
だからこそ、
「今日は何が理解できなかったのか」
「この問題を解くために自分には何が足りなかったのか」
「明日は何を優先すべきなのか」
を自分で判断できるようになることが大切です。
これは大学受験だけに必要な力ではありません。
大学へ進学してからも、社会に出てからも、自分自身を振り返り、次の行動を修正する力は必要になります。
聡生館では、個別指導を単に「分からない問題を先生が教える時間」だけにはしたくないと考えています。
最終的には、自分で自分の学びを組み立てられるようになってほしい。
それが個別指導の先にある目標です。
個別指導だからこそ「今日のポイント」が違う
一斉授業では、その日に学ぶ内容は基本的に全員同じです。
しかし、個別指導では違います。
同じ中学3年生でも、今日必要な学習は一人ひとり異なります。
ある生徒には英語の中学1年生からの学び直しが必要かもしれません。
ある生徒には二次方程式の定着が必要かもしれません。
またある生徒には、すでに入試問題へ進むことが必要かもしれません。
小学生でも高校生でも同じです。
学年が同じだから、同じ勉強をする。
聡生館では、必ずしもそうは考えません。
「今、この生徒に何が必要なのか」
を見ながら、一日の学習を組み立てていきます。
そして、その日の最後に、
「今日の大切なポイントは何だったのか」
を整理し、次の学習につなげていきます。
この連続が個別指導の大きな意味だと考えています。
一日は小さい。でも、その積み重ねは大きい
夏期講習の一日だけを見れば、できることは限られています。
一日で英語が得意になることもありません。
一日で数学の苦手をすべて克服することもできません。
しかし、
今日、一つ分かった。
今日、一つ間違いの原因に気づいた。
今日、一つ自分で解ける問題が増えた。
そして翌日、また一つ前へ進んだ。
この積み重ねが20日、30日と続けば、夏休みの終わりには大きな違いになります。
学力は、ある日突然変わるものではありません。
毎日の小さな理解、小さな修正、小さな成功体験の積み重ねによって、少しずつ変わっていくものだと思います。
「今日、何を学んだのか」を言える夏休みに
夏期講習では、つい「夏休みが終わるまでにここまで終わらせる」というゴールだけに目が向きがちです。
もちろん目標は必要です。
しかし、ゴールだけを見ていると、その途中にある大切な変化を見失ってしまいます。
だから聡生館では、一日、一日の学びを大切にします。
「今日は何を勉強した?」
と聞かれて、
「数学」
と答えるだけではなく、
「今日は二次方程式で間違えやすいところが分かった」
「今日は英文を読むときの見方が少し分かった」
「今日は自分で文章題を最後まで解けた」
そんな言葉が生徒自身から出てくる学習を目指しています。
学習とは、教材を終わらせることではありません。
自分自身が昨日とは少し違うところまで進むことです。
小学生には、「できた」という喜びを。
中学生には、「なぜ?」と考える習慣を。
高校生には、自分の学習を自分で修正する力を。
一人ひとり学年も、目標も、現在地も違うからこそ、一日のポイントも違います。
それを見つけ、一緒に整理し、翌日の学習へつなげていく。
それが、小金井市・武蔵小金井の個別指導塾「聡生館」が、この夏期講習で大切にしている学び方です。
今日の一日を、ただ「勉強した一日」で終わらせない。
「昨日より、一つできるようになった一日」にする。
その一日の積み重ねが、やがて大きな学力となり、生徒自身が自分で学んでいく力につながっていくと、私たちは考えています。
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