学力・人間力向上
のためのブログ
2025/08/27
聡生館

「学力のスタートはいつ? — 脳科学から見える大切な時期」
お子さんの学力って、いつから育つのだろう?と気になったことはありませんか。脳科学の研究を見てみると、実は「ここからがスタート」と一つに決められるものではなく、二つの大事なタイミングがあるんです。
ひとつ目は幼児期。脳の神経回路がぐんぐん伸びていく時期で、言葉や数、形などの世界をどんどん吸収します。この時期は知識を覚えさせるよりも、好奇心を広げてあげることがポイント。遊びや日常生活の体験を通して「やってみたい」「面白い」と感じられることが、学力の土台になっていきます。
そしてもうひとつは、小学校の中学年。読み書きや計算といった基礎が少し安定してきて、考えたり説明したりする力がぐっと伸びる時期です。このときに「勉強ってわかると楽しい」と実感できると、その後の学びに向かう気持ちが強くなり、自信もついていきます。
つまり学力は、幼児期の体験と小学校中学年の飛躍、この両方が大切なんですね。ご家庭では、まずは安心して好奇心を広げられる環境を、そして小学校に入ったら「できた!」という喜びを積み重ねられるサポートをしていただけると良いと思います。聡生館では、その成長の節目を一緒に支えていきたいと考えています。
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