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学力・人間力向上のためのブログ

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  • 2025/09/29

    小学生算数 ― 図形の苦手克服指導例

 

はじめに

小学生の学習において、多くの子どもが苦手意識を持ちやすい分野の一つが「図形」です。特に面積や角度の問題になると、急に点数が取れなくなる子も少なくありません。聡生館では、こうした「図形がわからない」という声にどのように応えているのか、具体的な指導例をご紹介します。

図形嫌いのきっかけ

ある小学5年生の男の子は、計算は得意でしたが、図形になると全く手が止まってしまいました。「三角形の面積って、どうして底辺×高さ÷2なの?」と根本的な理解が抜けていたのです。彼にとって公式は「丸暗記」でしかなく、図形のイメージが頭の中に浮かんでいませんでした。

図形を「体感」させる工夫

聡生館の指導では、単に問題集を解くのではなく、まず図形を「体感」することを大切にしています。この生徒の場合、三角形の面積を説明する際に、実際に紙を切って長方形を作り、「ほら、三角形を二つ合わせると長方形になるでしょう?」と見せました。これにより、「÷2」という意味を目で理解できました。

線を引く力を育てる

図形の問題でつまずく子の多くは「補助線を引く」発想がありません。先ほどの生徒にも、問題の図を一緒に見ながら「この線を引いたらどうなると思う?」と問いかけることで、自分で補助線を考える習慣を身につけさせました。最初はヒントが必要でしたが、繰り返すうちに自ら線を引けるようになりました。

「できた!」が自信になる

数週間後、彼は学校のテストで図形の問題をほぼ正解しました。「先生、三角形の面積、もう覚えたよ!」と嬉しそうに話してくれたのが印象的です。彼の変化は、単に点数が上がっただけでなく「苦手を克服できるんだ」という大きな自信につながりました。

聡生館の指導の特徴

  • 見てわかる工夫(紙や図を使う)

  • 考え方を一緒に追体験する(補助線の練習)

  • 自信を育てる声かけ(できた瞬間を褒める)

聡生館では、苦手分野をそのままにせず「わかる喜び」に変えることを大切にしています。図形以外の科目でも同じ考え方で、一人ひとりの課題に寄り添いながら力を伸ばしています。

まとめ

「図形は苦手」と思っている子はたくさんいます。しかし、正しいアプローチをすれば必ず克服できます。聡生館では、子どもたちが「できる!」を積み重ねて学ぶ楽しさを実感できるよう、日々工夫を重ねています。

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