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2025/09/07
聡生館
人工知能と教育 — これからの学びのかたち、今なら二週間無料体験受講キャンペーン中です。

最近、テレビや新聞でもよく取り上げられる「AI(人工知能)」ですが、教育の世界でも少しずつ取り入れられるようになってきています。私たち大人にとってもまだ新しい技術ですが、これからの子どもたちにとっては当たり前の存在になっていくでしょう。では、そのとき教育はどう変わるのでしょうか。今日はそのことについて少し考えてみたいと思います。

 今までの学習は「知識を覚えること」が中心でした。教科書を暗記したり、問題集を繰り返し解いたりすることは、もちろん大切な土台です。ただ、AIが一瞬で答えや情報を示してくれる時代になると、「知識をどう活かすか」「どう考えるか」という力の方がより重要になってきます。

 たとえば英語学習を考えてみましょう。以前は単語や文法を暗記することが中心でしたが、今はAIが会話相手になってくれるアプリや、自動翻訳してくれるツールもあります。子どもたちは実際の会話をシミュレーションしながら学ぶことができ、「使える英語」を楽しく身につけやすくなりました。ここで大切なのは、先生がただ解説する人ではなく、子どもに合った学び方を一緒に見つけてあげる「伴走者」になることです。

 さらにAIは、一人ひとりの学習の様子を分析して「この子にはこの問題が合っている」と提案してくれるようになっています。苦手な部分を効率よく補ったり、得意を伸ばしたりすることができるので、子どもが自信を取り戻すきっかけにもなります。これは大人数の授業ではなかなか難しかったことです。

 ただし、気をつけなければならないのは「AIに頼りすぎないこと」です。AIは便利ですが、出てきた答えが正しいかどうかを判断するのはやはり人間です。子どもたちには「AIを上手に活用しながら、自分の頭で考える」習慣をつけることがとても大切になります。

 教育の本質は、人と人が関わり合い、心が育っていくことにあります。AIがいくら進化しても、その大切な部分は決して置き換えられません。むしろAIを使うことで先生や親がゆとりを持ち、子どもに寄り添う時間が増えるなら、教育はもっと温かく、豊かなものになるでしょう。

 これからの時代に求められるのは「AIと共に学ぶ力」です。知識を覚えること以上に、問いを立て、考え、対話し、創造する力。そしてAIを正しく使いこなす力です。そうした力を子どもたちと一緒に育んでいくことこそ、これからの教育の大きなテーマになると思います。聡生館でも、少しずつ実践を始めています。ぜひ、ご家庭でも「AI時代の学び」について一緒に考えていただければ幸いです。