お電話での問合せ(受付時間 10:00~22:00)

電話番号042-381-2894

全コース無料体験実施中‼詳細はお問い合わせください

学力・人間力向上のためのブログ

学力・人間力向上のためのブログ

  • 2025/08/13

    中学生の読解力を伸ばすための勉強法について

 国語の問題は数英と違って、得点に伸び悩んでいる生徒さんが多いかと思います。 中高入試では、合否は総合点になりますから、国語が弱ければ、他の教科でカバーすることも一案ではあります。 それでも、本気になって国語に取り組んでいない生徒さんが多いようにみられますので、本来
ならば、是非、以下のようなカリキュラムのもとで国語に再挑戦してみて下さい。

    国語の学習法

 高校入試の国語(読解問題)対策では、「ただたくさん読む」よりも、「読んで解き、根拠を探す練習」を繰り返す勉強法が最も効果的です。

以下のような段階的な方法がおすすめです。


1. 読解力を高めるための基本姿勢

  • 問題を解く前に設問を先に読む
    どこに注目して読むべきかが分かり、不要な読み飛ばしや時間ロスを防げます。

  • 本文は「段落ごと」に要約しながら読む
    1段落ごとに「何が言いたいのか」を10〜15字程度でメモ。全体構造の把握が速くなります。

  • 筆者の意見と事実を区別する
    感想や評価(例:〜すべきだ、〜は重要だ)は筆者意見、数字や出来事は事実、と分けて整理します。


2. 実戦的トレーニング法

  1. 短めの文章から始める
    新聞のコラムや教材の小問など、1,000字以内の文章で練習すると集中しやすいです。

  2. 答え合わせ後は“根拠探し”を必ず行う
    正解・不正解に関わらず、「なぜその答えになるか」を本文から線引きして確認します。

  3. 間違えた問題は“原因別”に分析

    • 読み飛ばしミス

    • 設問の読み間違い

    • 言い換え表現を見抜けなかった
      この3つに分けて弱点を把握します。


3. 弱点別の補強方法

  • 語彙力不足 → 1日10〜15語、入試頻出語(例:「示唆」「傍観」「帰結」)を短文で覚える。

  • 文章構造が分からない → 論説文なら「主張 → 理由 → 具体例」、物語文なら「人物の心情の変化」を図にする練習。

  • 時間不足 → 15分以内で1題を解くタイムトライアルを週2回。


4. 教材と進め方

  • 入試過去問・全国入試問題集:本番形式の演習

  • 中学国語読解トレーニング(くもん出版など):段階別の基礎固め

  この問題集は中学生は各学年ごとにありますから、この夏休み、中学生の皆さんは学年相応の問題集で、先ずは
  試してみて下さい。

    公文のテキストは学年ごとのものもあります。国語が苦手な中三生には
    先ずは下のテキストを使って貰っています。       

  

ブログ一覧へ戻る