
「うちの子、テストはそこまで悪くないのに、内申が上がらないんです。」
この相談は、毎年のようにあります。
真面目に机に向かっている。
塾にも通っている。
でも通知表は“3”。
親御さんは言います。
「努力が足りないのでしょうか。」
しかし私は、ほとんどの場合こう答えます。
内申が取れないのは、能力が低いからではありません。
設計されていないからです。
内申は“学力”だけで決まらない
中学校の評価は、
・定期テスト
・提出物
・授業態度
・ノートの取り方
・小テスト
・期限厳守
こうした総合評価です。
つまり、
「勉強ができる」だけでは足りない。
自己管理ができるか。
計画が立てられるか。
整理ができるか。
ここが問われています。
実際に、
・プリントが鞄の中でくしゃくしゃ
・ワークの提出が遅れる
・テスト前しか勉強しない
・自室が散らかっている
こうした状態のままでは、内申は上がりません。
しかし、ここで大切なのは――
これは性格の問題ではない、ということです。
学習習慣は“教えられていない”だけ
多くの生徒は、
「どう勉強すればよいか」を教わっていません。
勉強時間を増やせ、と言われる。
やる気を出せ、と言われる。
しかし、
・いつ
・何を
・どの順番で
・どれくらい
・どう復習するか
ここまで具体的に設計されている子は、ほとんどいません。
だから続かない。
だから管理できない。
だから内申が伸びない。
これは能力の欠如ではなく、
「設計不在」の問題なのです。
実際の改善事例
聡生館ではまず、
・学習時間の見える化
・提出物管理の仕組み化
・部屋とプリントの整理指導
・テスト逆算カレンダー作成
ここから始めます。
ある生徒は、
提出物提出率 60% → 100%
家庭学習時間 0分 → 90分/日
内申 3 → 4へ上昇
成績が劇的に上がったのではありません。
“学び方”が変わったのです。
そして何より、
本人の表情が変わりました。
「やればできるかもしれない。」
その感覚が芽生えた瞬間です。
小学校高学年の影響
実は、内申が伸びない背景には、
小学校高学年での学習土台不足
が潜んでいることが少なくありません。
・割合が曖昧
・文章題が苦手
・英語の基礎が不安定
この状態のまま中学生になると、
自信を失い、
習慣も崩れ、
やがて「やらない」状態になります。
ですが、遅くはありません。
設計すれば、取り戻せます。
聡生館の中学生指導
私たちは、
勉強を教える塾ではありません。
学び方を設計する塾です。
中学生には、
① 学習設計の再構築
② 提出物管理の徹底
③ 内申戦略の可視化
④ 志望校から逆算した3年ロードマップ
を実施します。
単なる定期テスト対策ではなく、
「高校受験を見据えた設計」
を行います。
救いは“今”にある
「もう遅いのではないか。」
そう思われる保護者もいらっしゃいます。
ですが、
本当に遅くなるのは、
何も変えないことです。
内申は、
毎学期リセットされます。
設計を変えれば、
評価は変わります。
新年度生募集について
現在、
新年度生を募集しています。
中学生は人数を限定しています。
理由は明確です。
一人ひとりの学習設計を丁寧に行うためです。
内申に悩んでいる方。
学習習慣が定まらない方。
自己管理ができずに困っている方。
まずはご相談ください。
叱る塾ではありません。
見放す塾でもありません。
設計する塾です。
最後に
内申は、人格評価ではありません。
そして、子どもの価値を決めるものでもありません。
しかし、
未来への扉を開く鍵にはなります。
その鍵を、
偶然に任せるのではなく、
設計によって掴みにいく。
それが聡生館の新年度です。
新しい一年を、
やり直しの一年にするのではなく、
設計し直す一年に。
ご相談をお待ちしています。
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