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2025/10/01
スプラウツ
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中学生の学び直し — ゲーム好きな子の「好き」を学びにつなげる支援

 はじめに

中学生の不登校や学習の遅れに悩む子どもたちの中には、「ゲームばかりして勉強しない」というケースがよく見られます。親御さんからは「勉強そっちのけでゲームばかり」「将来が心配」という声が寄せられます。しかしスプラウツでは、ゲーム好きであること自体を否定するのではなく、「ゲーム=学びの入り口」と考え、そこから学び直しにつなげています。

 ゲームに熱中する中学生

ある中学1年生の男の子は、朝起きられず学校に行けなくなり、一日中ゲームをして過ごすようになっていました。家庭では「またゲームばかり」と親子げんかが絶えず、勉強はほとんど手つかず。親御さんから「どうしたらいいのか」と相談を受けました。

 スプラウツでの取り組み�@ — ゲームを否定せず、話題にする

最初に心がけたのは、ゲームを「禁止」することではなく「共通の話題」として受け入れることでした。スタッフが「そのゲームのどんなところが面白いの?」と興味を持って聞くと、彼は生き生きと語り始めました。信頼関係を築く第一歩は「好きなことを認めてもらえる」ことなのです。

 スプラウツでの取り組み�A — ゲームの中から学びを見つける

次に、そのゲームに関連する学習を取り入れました。

  • 英語表記のゲームなら「単語やセリフを一緒に読む」

  • シミュレーションゲームなら「計算や戦略をノートにまとめる」

  • 物語性のあるゲームなら「登場人物の気持ちを考える」

こうした工夫で「ゲーム=勉強の素材」として活用しました。

 スプラウツでの取り組み�B — 小さな学習の習慣化

ゲームから入った学びを足掛かりに、簡単な計算プリントや国語の短文読解にも挑戦しました。「これはゲームの攻略みたいだね」と声をかけると、彼は抵抗感なく取り組むようになりました。少しずつ「勉強もゲームみたいにできるかも」と感じ始めたのです。

 成果と変化

数か月後、彼は午前中からスプラウツに来られるようになり、1時間の学習に集中できるようになりました。親御さんからも「家でも勉強をする姿が見られるようになった」と喜びの声が届きました。

 まとめ

スプラウツでは、

  • 子どもの「好き」を否定せず認める

  • 好きを学びに結びつける工夫をする

  • 小さな成功体験を積み重ねる

この3つの流れで、中学生の学び直しを支えています。

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